時空を超えたマルクスとピケティの対話 齊藤学(2015年6月17日up)

金融・労働研究ネットワークは3月28日(土曜日)に研究会を開催し、「アベノミクスと格差―ピケティ『21世紀の資本』から」をテーマに和光大学の竹信三恵子教授(元朝日新聞記者)に報告していただきました。竹信さんは「家事労働ハラスメント 生きづらさの根にあるもの」(岩波新書)で、現代社会においてなぜ女性の労働が不当に低く評価され、そのことが男性も含めて格差を拡大するかを構造的に明らかにしています。また昨年12月には「ピケティ『21世紀の資本』の読み方」(株式会社金曜日)を出版。世界的に注目を集めているトマ・ピケテイの「21世紀の資本」を日本の格差拡大との関連で解説しています。研究会では報告を受けて、参加者がピケティの理論的な立場を含めて様々な視点から議論されました。その中で、ピケティの論点とマルクスや社会主義との関連も議論されました。その議論を受けて、研究会に参加された齊藤学さんから時空を超えたマルクスとピケティの対話の投稿をいただきました。(2015年6月17日up)

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